インスパイア「衣食住」

男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。

ということで突然ですが某さんのブログに影響を受けて制限時間内に文章を書く手習い的なことをしてみようと思います。虚構は交えないつもりです(土佐日記ジョーク)

ブログでは、引っ越したいということ、どれに一番こだわるかを投げてくれていた。オーケー、考えてみよう。
某さんは暇な時間に物件を見始め、「とまらないとまらない。」とおっしゃる。その気持ちとてもわかる。物件サイトを見ながら、この部屋に住んだらどんなレイアウトにしようか、ここに住んだらどんな暮らしになるのか、妄想を膨らませるのが楽しいのだ。ほんと、わかる。めっちゃ頷きながら考えると、どうしても「住」に心が傾く。改めて、自分にとっての、「衣」「食」「住」はどのようなものか、それぞれ考えてみた。

・「衣」
衣服のこと、着るもののこと。基本的に強いこだわりはないが、弱いこだわりではない。常日頃着ている服=仕事着は、汚していいもの、着潰すつもりでいる。その反面、高価であることもあるので複雑な思い。なるべく長く着ようと思うとボロボロのまま身なりに構わない
、といった図の完成だ。ここに残念な女発生。私服を平日に着ない分、仕事着以外は必然的にオシャレ着と礼服になる。礼服はまあ、出番など限定されているのでここでは触れないが手持ちの服でナンバーワン高価。さっきから値段の話ばかりだ。オシャレ着は大体現場(コンサート、舞台、イベント)に着て行くものがほとんどなので、色味が偏る。一応敬虔なジャニオタのつもりなので、妙に色味を主張するトップスがほとんどである。あとは白。白は無難かつ便利な色なので、夏場などほとんど白+色となる。ボトムスはネイビー一色。カジュアルにもフォーマル寄りにもなれる便利な色なので。いざ文章化するとけっこうこだわってるけど、流行りはそこまで取り入れない。なるべく長く安く、被服費は低く抑えておきたいから。

・「食」
食べるもの。食事はこだわったりそうじゃなかったり、あいまい。好きだけど、少しもこだわらないときもあるし、めちゃくちゃ食べるときもあれば食べないときもある。あれ、やっぱりこだわってないかもしれない。暴食するのも全く食べないのも、どちらも食べ物にこだわりがないからやってしまうんだろうなと、自覚している。食べ物が大切なら、そのものに対してゆっくり、落ち着いて向き合って、食べ物だけを味わう環境で、じっくり味わいたいなあと思う。とくに、コンビニで勢いで買ってしまったスイーツをその場や移動中にさっと食べてしまうときの、刹那的な幸福と虚しさ。やっぱり、こだわってないけど、こだわりたいところ。

・「住」
住居はやはり、快適であるべきだ。きれい、かどうかではない。私にとって快適かどうか。残念ながら綺麗好きでもなければ整頓上手でもない、片付けの魔法使いにはなれないし、積み上がりしは、潰れんばかりの雑誌タワー。それが不快でなければ、他者からの評価など気にならない。こだわってないのではなく、こだわりの壁なのです。なるべくすぐ取り出せるように片付けをしたり、最近は断捨離にも努めてみたりしている。シンプルな暮らし、ミニマリストなどには到底なれないと思うが、それなりに居心地よく、大事な居場所だ。家は唯一干渉のない居場所な気がする。テレビがある、HDDレコーダーがある、パソコンがある、雑誌も漫画もある、DVDやBDやCDがたくさんある。食べ物を食べる場所であり、お風呂があり、まあ特別豪邸でもなければ藁葺き屋根でもないけど、落ち着いていられる大切な部分。こだわりもかなり強い。なんてったって、一度帰ると外に出る気を一瞬にして失うほど。なんだろうなこれ。

思うままにつらつらと書くと、「衣」と「住」のこだわりは、特定待ったなしであればかなり具体的に書けそうだ。「食」はまだそうでもないのか、でも、やっぱり前述2つ同様に大切だし。考えたところで、結局「全部大事ですね」となる。もっくんさんが「滑稽に思える
、捻くれ者だ」と述べるところにも強く共感してしまった……。

要するに、こんなに共感できる某さん好き、という話でした。
(28分)